ビジネスフォンとは、各事務所や企業などで使用される、業務用の固定電話端末・あるいは社内の内線網などを総称することのある、通信機器・インフラの名称です。
このページでは、ビジネスフォンの主な特徴について書いていきましょう。
ビジネスフォンの大きな特徴というのは、まずはオフィス環境での使用を想定されて作られたものであるということです。
何らかの用事で事務所などをたずねた際に、良く大きなパネルに細かいボタンが並び、その下辺りにダイヤルボタンなどがあるような、面の大きい電話機を見たことがあると思います。
これがよく見かけるビジネスフォンの形の主な特徴となっています。
この細かく並んだボタンというのは、主にその企業・オフィスからよくかける相手の電話番号がそれぞれのボタンに登録されているもので、これらのボタンを押せば、その1プッシュでかけたい相手先の企業などに一発でかけることが可能になります。
こうした機能の他にも、その電話機に登録しておいた電話番号からの着信があった場合は、ビジネスフォン端末のディスプレイ画面に、その電話番号とともに、そのかけた相手の名前が出る仕組みがあったり(NTT東西2社の提供しているナンバーディスプレイに加入・またはそのビジネスフォンがナンバーディスプレイ対応機種であった場合は、ビジネスフォン端末に着信した電話番号の通知が行われる仕組みとなっています。)、特に内線機能の充実などがあります。
ビジネスフォンなどは一般家庭の電話機に比べて、多彩な機能が売りとなっています。
例えば、ビジネスフォン同士を繋ぐ、企業内の内線網。
これについては、各企業に合わせた仕様がオーダーメイドで組めるということもあって、それぞれなのですが、機能の一部としては、そのビジネスフォン端末を利用して、構内スピーカーから呼びかけを行うことの出来る機能・また、ビジネスフォンに付属するコードレス子機を複数接続することによる、呼び出しの短縮化や、または業務に関しての機動力のアップなどといった面があります。
Last update:2019/9/2
電話加入権は財産の一部として扱われます。
かつては高嶺の花で、容易に一般の人が持てるようなものでは無かったとされていますが、
最近では、容易に電話加入権が持てるどころか、各種通信サービスと組み合わせて購入することで、非常にお値ごろな値段で電話加入権を手にすることが可能となっています。
ビジネスフォンを利用する際にも、この電話加入権を取得することが大前提となることがあります。
詳しくは、電話加入権について。を参照してください。